
| ■建築計画2■〜日照・日射 |
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■日照・日射 ■日影曲線 ある地点の水平面上に立てた鉛直棒の先端の影の軌跡を示したものであり、日照計画などに利用されている 冬至→日の出は南東側、日の入りは南西側 春秋分→日の出は真東側、日の入りは真西側 夏至→日の出は北東側、日の入りは北西側 ・日影曲線と時刻線との交点の方向がその時刻の影の方向 ・日影曲線と時刻線との交点から同心円上にたどると影の倍率がわかる。それに建築物の高さを乗じれば影の長さが求められる ☆真北方向の影の長さ☆ ・日影曲線と時刻線との交点から水平に線を引き、南北軸との交点から同心円上をたどり、影の倍率を読む。影の方向の影の長さとは異なるので注意! 終日日影 →1日中、日の当らない部分 永久日影 →夏至の終日日影部分。平面で北側に深い凹部がある場合に生じやすい 4時間日影 →4時間日影となる範囲。 冬至におけるこの範囲は、建築物の高さよりも東西方向の幅に大きく左右される ■日照率 日照率=(日照時間/可照時間)×100(%) 日照時間 →実際に日が照っていた時間。地形や天候の影響を受ける。 可照時間 →日の出から日の入りまでの時間。 ・可照時間は、夏至では北面が長く、冬至では南面が長い。東西では季節に関わらず同じで春秋分では12時間となる。 ・東西に長い棟が連続して建つ場合、適当な隣棟間隔が必要。日照時間は、隣棟間隔比と緯度によって決定される。建物の高さが同じであっても、札幌では東京よりも南北間の距離を広げなくてはならない。 日照の調整(サンコントロール) →建物への日射や窓からの日射は、必要なときに取り込み、不要なときに遮蔽する必要がある。 日照の調整意義 ・夏季における冷房負荷の軽減 ・冬季の日射取り入れと結露防止 ・視環境への悪影響緩和 ・紫外線による家具・内装材の色あせ防止 日照の調整方法 ・冬季には日射を多く取り入れ、夏季には出来るだけ避けるようにする ・南面の太陽高度の高い夏季の昼間では庇が有効 ・南面の太陽高度の低い日射には水平ルーバー ・西面では可動式鉛直ルーバーが有効 ■直達日射と天空日射 太陽の直射によるエネルギーを直達日射と言い、水蒸気や塵埃等による散乱光である青空からの放射エネルギーを天空日射と言う 直達日射量は大気層の厚さも関係し、南中時と比べて朝夕は少ない、また、天空日射量は、直達日射量の約1/7程度である ・地上に到達するエネルギーは、可視光線と赤外線が大部分で、紫外線は1〜2%である 紫外線(380nm以下の短波長) →化学線ともいわれ、消毒作用や骨の発育などに必要なビタミンDを形成する生育作用、日焼けなどの化学作用がある 可視光線(380〜780nm) →人間に明るさや色彩を感じさせる光としての効果がある。太陽熱エネルギーの約半分を占める 赤外線(780nm以上) →熱戦ともいい、加熱・乾燥などの熱作用がある ☆終日日射量☆ 夏至の終日日射量 ・水平面が最も多い ・南面よりも東・西面の方が日射量が多い 水平面>東・西面>南面>北面 冬至の終日日射量 ・水平面よりも南面が多い 南面>水平面>東・西面 |
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