一級建築士のリンク集 建築計画4〜光(2)

■建築計画4■〜光(2)

輝度

光源面の輝きの度合いであり、反射率の低い黒色面の輝度は、白色面よりも低い数値となる。これに対し、照度は反射率に関係なく同じ値である。

点光源からの照度Eは、光源の光度Iに比例して、光源からの距離の自乗に反比例する
逆自乗の法則

補足:
空間において半径rが囲む球状の面積がr2(u)であるとき、球の中心からの広がりを1ステラジアンという

■視覚

・人の目とカメラを比較すると、水晶体はレンズ、網膜はフィルムに相当する。

・また網膜の錘状体(すいじょうたい)は色を、桿状体(かんじょうたい)は明るさを感じるものである

・明るさに慣れる明順応は回復が早く、暗さに慣れる暗順応は回復が遅い

視感度
→明るさの感じ方

明所視の場合の視感度が最も高いのは、黄緑色にあたる波長で555nmである。また、暗所視では青緑色の視感度が最も高くなる

プルキンエ現象
→夕方の弱い光のもとでは、青色が鮮やかに見え、赤色が沈んで見えるなどの明所視と暗所視での見え方、感じ方の違う現象


●均斉度

・室内の照度分布の均一化の状態を示す指標。1に近いほど明るさにむらがなく好ましい(目の疲労が少ない)

均斉度=最低照度/最高照度


輝度対比
→背景と視対象との輝度の対比

グレア
→視野の中に輝度の高い部分があると、見易さが損なわれ、不快なまぶしさを感じる現象。直接グレア反射グレアに分類できる

光幕反射
→反射グレアの一種で、ある表面で光が反射して、文字などの見易さが損なわれる現象。教室の黒板の文字が見えにくくなるなどが一例である。防止策は、窓にカーテンをつけたり、黒板を凹面にするあるいは表面を粗面にして光の反射を防止する方法など


■採光

・建築計画において、建築物内の空間に必要な照度を確保すること

・太陽からの光は直接日光と天空光とに分け、直接日光を除き天空光だけの照度を用いる (直接日光を含むと、照度の変動が激しく、グレアを生じたりするため)

・天空光は快晴の青空よりも薄曇のほうが全天空照度の値が大きくなることにも注意が必要

全天空照度
→地表面から天頂にかけて何も障害物がないときの天空全体から受ける水平面上の明るさ


昼光率

・室内の明るさの基準で、屋外の照度変化に影響されない絶対的な指標

昼光率D=(室内の水平面照度E/全天空照度Es)×100(%)


・昼光率は照度の計算が複雑なため、実務的には、立体角投射率を代わりに用いることが多い

立体角投射率は「照度の割合」を「面積の割合」に置き換えたものと考えることができる

・窓から見た天空の広さは、窓の位置にも関連する。窓が低い位置にある場合よりも、高い位置にある場合の方が大きくなる。天窓は側窓よりも採光的には有利である。


■照明

・作業するための明視照明、雰囲気を作るための雰囲気照明、安全のための防災防犯照明など目的に応じて考慮する

全般照明
→天井全体に多数の照明器具を規則正しく配置し、室内全体をほぼ一様に照明する方式(局部照明の1/10以上が望ましい)

局部照明
→個別に制御された特定の視作業のための手元照明

直接照明
→光源からの直接光を利用するもので、照明の効率は良いが陰影が強く、硬い感じを与える

間接照明
→間接光を利用するため照明の効率は悪いが、弱くやわらかな感じの光となり雰囲気照明に多様される。ダウンライトもこれに用いられることもある


タスクアンビエント照明(作業環境照明)
→省エネルギーを目的として、全般照明と局部照明をバランス良く併用した照明

■光色

色温度が低い
→落ち着く、暖かい、赤みがかって見える

直射日光に近い色温度
→自然な感じ

色温度が高い
→涼しげ、さわやか、青みがかって見える

温度放射による発光→白熱電球
放電による発光→蛍光灯

●白熱電球と蛍光灯の比較

・効率と寿命は、蛍光灯の方が白熱電球に比べて良く、演色性は白熱電球の方が良い

・色温度を比較した場合、白色電球は2,850K、白色蛍光灯で4,500Kとなる

演色性
→照明による物体色の見え方を決定する光源の性質

平均演色評価数
→基準に定められた光で見た各色彩に対し、それぞれのランプで照明したときの各色彩の再現の忠実性を示す数値

色温度
→光の色を物理的かつ客観的な数値(温度)で表したもの

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