一級建築士のリンク集 建築施工3〜土工事

■建築施工3■〜土工事

●土工事には整地、すき取り、根切り、切取り、床付け、山留め、排水(水替え)、残土処分、埋戻し、盛土、締固め、地ならしなどの作業がある


すき取り
→地表面下の土を、一定面積の範囲で平らに削り取ること

切取り
→道路や宅地の造成または地下室・基礎の掘削において、山腹や傾斜面、または地盤、のりなどを切り取ること

盛土
→宅地造成などの工事で、現地盤の上に土を盛ること。または盛った土

内部摩擦角
→地盤が地滑りを起こしたとき、すべりに抵抗するすべり面の摩擦を内部摩擦角をいう。粘性土では小さく、砂質土では大きい。

厚密
→荷重がかかることにより、間隙水がまわりに流出して、粘性土が収縮する現象


・間隙水=(水+空気)/土粒子

■土粒子の種類による大きさ


れき>砂>シルト>粘土


・砂質土は粒子が粗くかみ合った状態で、圧縮性が高い。摩擦角が大きいと密であり、小さいと緩い。

・粘性土は粘着力と塑性力があり、圧密に時間がかかる。内部摩擦角はほとんどなく無視してよい。


■土工事手順

(山留め工事)→根切り→排水→床付け→地下躯体築造→埋戻し


一次掘削
→一段切りばりを掛ける前の掘削

二次掘削
→一段切りばり架設後の掘削

・乗入れ構台の勾配は、1/6以下とする。

・山留め壁付近、周辺部分の土を残して、なるべく中央の土から掘削し、支保工(切ばり)がかかるまでの山留め壁が不安定な時間をなるべく減らす


地山
→掘削や切取り以前の自然状態にある地盤。埋め戻した地盤や盛土した地盤に対していう


山がくる
→山留めが土圧で崩壊したり法勾配が急過ぎたため、根切りの周囲の地盤が掘削した部分に崩れてくること


・地盤または堅い粘土からなる地山は75度以下、砂からなる地山は35度以下


床付け
→砂利の敷き込みや捨てコン打ちができるように、根切り底まで所定の深さに切り揃えること

埋戻し
→基礎工事や地下工事が完了した後、基礎および地下構造部の周囲の掘削部に土を戻し、現状の地盤と同様にすること

・地盤沈下などにより、コンクリートにクラックが入ったりしないように、埋め戻しは約30cmごとに締め固める


●@埋め戻し−砂質土(水締め)−30cmごとに水締めする
                       −粘性土(転圧) −30cmごとに転圧する

   A盛土−30cmずつ締め固める
   Bなじみ起こし−盛土が薄い場合は盛土と合わせて30cm掘り起こす

・地下水位が極端に下がらないように、排水計画を立てなければならない

・井戸水の利用がある場合は万が一に備えて水道を引いておく

・粘性土の圧密沈下、排水に伴う土砂流出による地盤沈下にも注意する


■土工事用機械

ドラグライン
→土工事用掘削機の一種。クレーンで吊ったバケットを振子のように前方に投げ、たぐり寄せながら土をすくう。機械を移動させないで広い範囲の掘削ができる

クラムシェル
→土工事用掘削機の一種。クレーンで吊ったバケットを口の開いた状態で落下させ、それを閉じて土砂を掴み取る。作業面積が狭くてすむので、切ばりのある深い根切り工事などに使われる

バイブロハンマー
→機械による振動を杭に伝えて、杭体に縦振動を起こしながら機械および杭の自重で杭を地中に貫入する杭打ち機。現場では主にシートパイルやH鋼の抜き打ちに使用される

ブルドーザー
→トラクターに作業用アタッチメントを取り付けたもの。アタッチの形状と昨日で異なる種類がある

アングルドーザー
→排土板が左右に傾き、側面掘削などに使用される。GLより上の土の移動に適する

ホイールローダー
→タイヤで走行するショベルで、スピードが速く、土を運ぶ効率が良い。GLより上の土の移動に適する

スクレーパー
→「土砂を削り取り積み込む」「運搬する」「土をまき散らす」の一連の作業を一台でこなす。GLより上の土の移動に適する

ロードローラー
→土工事、道路工事において、地盤を平らに締め固める転圧機械

コンパクター
→下部に付いた平板を上下に小刻みに振動させて地面を締め固める機械。砂質土、れきに適する。小型で軽量のため、ローラーの使えない部分の締め固めに適している

バックホー
→地盤面よりも低い部分の掘削や、水中における掘削に適したショベル系の掘削機械。パワーショベルと同程度の掘削能力を有しているため、硬い土の掘削作業に適している


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